何だ……? バッターボックスに入った副島を見て資

上一篇 / 下一篇  2019-06-20 18:19:53

" 何だ……? バッターボックスに入った副島を見て資定は違和感を覚えた。二人……いる? 副島の後ろに誰かいるような、そんな感覚を覚えた。心眼を使おうかと迷ってしまうほど、不思議な違和感であった。
  頭髮護理 シンっと音が鳴り、資定はハッと我に返る。目を覚ますように森本を見た。森本が気合いを入れてミットを叩いていた。終わらせましょうと言っている。そうだな、相手は並の打者のはずだ。終わらせよう。
 大きく振りかぶった。高く上げた足が天を差す。……終わりだ。渾身のストレートが唸りをあげる。空気を切り裂き、森本のミットへ一直線。森本は反射的にミットを閉じた。が、ボールはミットの中にない。
 キイィン!
 森本の後ろに打球が落ちる。こいつ、当てやがった。森本は慌ててマスクを取った。コースが甘過ぎたか? 信じられないといった表情をしながら資定にボールを返す。

「よっしゃ! 当たる当たる!」

 甲賀ベンチが湧く。手に痺れを覚えた副島は、心にも痺れを覚えた。……当たるやんけ。グリップを強く握る。俺がキャプテンや。そう簡単に終わらせてたまるか。それが、俺にできることや。

 決めるぞ。資定は自分からサインを送った。内角高めのストレート。このコースなら手は出まい。今度こそ、試合を終える。"



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