5年前に奪われた城だが、その後に起こった当主交代後
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下一篇 2018-09-14 21:47:39
5年前に奪われた城だが、その後に起こった当主交代後の諸々の政務がなかなか落ち着かなかったため、先延ばしされていた事項であった。しかし、最近になって、政務も落ち着き、隆行の熱心な兵の訓練も実り
精華液 神仙水状況が変わったため、もうすぐ終わる収穫後に戦をしてはどうか。という話が上がったのである。(対応が遅すぎる…。一条家は本当に宗珊一人に頼りすぎだ。)隆行は、末席で苦虫を噛み潰した表情で控えていた。議論は主に、家老や武将の間でおこなわれていた。「長宗我部は本来敵では無い。大津城のような末城くれてやれば良いではないか。」途方もないこの発言をしたのは、前関白の一条房通である。(こいつが曲者だ。なんせ、一条房家の子供だからな。)と、隆行が思ったのは、長宗我部家が以前に本山家という家に攻め滅ぼされた時、現党首である長宗我部国親を保護して養育したのが一条房家(いちじょうふさいえ)という人物で、一条房通の親だという事を知っているからである。歴史上では、一条房通が裏切った事は無いが、隆行はこの人物をかなり警戒していた。
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